こんにちは、JINです。
JCBには、ショッピングリボ払い「支払い名人」という支払い方法があります。
キャンペーンも多く行われているため、特典目的で登録されている方も多いと思います。
設定金額を支払総額以上にしていれば、リボ手数料はかからないですからね。
そんな「支払い名人」が2019年春にリニューアルします。
リニューアル後の新「支払い名人」には、年会費割引特典があるため、個人的にはソラチカカードやリクルートカードプラスが対象になるのかどうかが、非常に気になるところです。
結論から言うと、年会費割引は2018年10月頃のJCBの発表を待つまでは対象かどうかわかりません。(JCBファイナンスデスクに確認済み)
そこで、発表があった時に、どう振る舞うかの道標にすべく、現在判明していることをまとめておきます。
ーーーーー 以下詳細 ーーーーー
まず、現行「支払い名人」について。
JCBカードのショッピングリボ払いは次の3つの方法があります。
1. ご購入時にリボ払い
2. 後でもリボ払い
3. 支払い名人 : 「1回払い」で払っても自動的にショッピングリボ払いになる
1.の方法について
この方法、使っている方は少ないと思います。なぜなら、初回月のお支払いにも手数料が発生する方法だからです。後に紹介する3.支払い名人との大きな違いに、この
「初回お支払い手数料の有無」
が挙げられます。
また、店頭支払時に「リボ払いで」と言うのは抵抗がある方が多いのではないでしょうか?
2.の方法について
ショッピング1回払い・2回払い、ボーナス1回払いのご利用分を「後から」リボ払いに変更する方法です。
リボ手数料の発生する支払い方法なので、極力利用は避けたいところですが、資金のやり繰りでどうしても支払いが間に合わない場合などには活用できます。
もしもの時のための、非常手段というのが、私の認識です。
3.の方法について
設定金額以上の支払いを翌月に繰り越す支払い方法です。「定額コース」と呼ばれています。(といっても、現行は定額コース以外のコースはありません。)
リボ手数料は15%/年と高めなので、これを嫌って登録しない方が大多数なのかもしれません。
しかし、ものは使いよう。
仕組みを知って上手く使えば、キャンペーンの甘味を享受できます。
まず、支払い名人の初回手数料は0円です。ここが非常に大きなメリットです。
設定金額を高めにしておけば、1回払いのように使用することができます。
そして、普段の支払いでは「1回払いで」と言って支払うことができること。これは、登録していると、支払いは自動的にショッピングリボ払いになるためです。
そしてこの3.支払い名人が2019年春にリニューアルします。
リニューアル後の変化点は5つあります。
①年会費キャッシュバック特典
リニューアル後の「支払い名人」では特典に「カード年会費の優遇」がプラスされます。
一般カードで1,350円、ゴールドカードで5,000円のキャッシュバックがあります。
ソラチカカードやリクルートカードプラスなどをお持ちの方は、まずこの点で一考の価値があります。
もし年会費キャッシュバックの対象になるのであれば、
・ソラチカカード(初年度無料、2年目以降2,160円)
・リクルートカードプラス(2,160円) ※新規発行は終了
これら人気カードの年会費を安くできます。
ただし確実に対象になるのかどうか、2018年10月頃のJCBの発表を待つまでは対象かどうかわからないようです。(JCBファイナンスデスクに確認済み)
②Oki Dokiポイント特典
リニューアル後の「支払い名人」では特典にOki Dokiポイント2倍という特典があります。
ただしこれはOki Dokiポイントが貯まるカード特典なので、リクルートカードプラス(リクルートポイント)では特典対象外となります。
③ショッピング保険
これには違いがありません。
従来の支払い名人でも、リニューアル後の支払い名人でも、年100万円のショッピング保険が付帯します。
④支払いコースが「定額コース」→「残高スライドコース」へ
リニューアル後は、リボ残高に応じて支払額が増減する「残高スライドコース」というものになります。
残高スライドコースは、さらに次の2つのコースに分かれます。
・ゆとりコース : 毎月支払い額5,000円〜
・標準コース : 毎月支払い額10,000円〜
この点は、毎月支払い額を一定にできる現行支払い名人「定額コース」のほうが、利便性が高いので、改悪といってもよいかもしれません。
しかし、この「定額コース」をリニューアル後に残す方法があります。
具体的には、下記の条件に該当されればokです。
・2018年2月28日までに支払い名人に登録された方
→2017年10月〜2018年9月分の支払いにリボ払いの手数料を発生させる
・2018年2月28日までに支払い名人に登録された方
→2018年1月〜12月分の支払いにリボ払いの手数料を発生させる
支払い額を管理しやすい「定額コース」を維持できる、ということで、対象期間中にあえてリボ払い手数料を発生させておく、という戦略もありえます。
→この後で紹介する繰上返済を利用して、手数料を生じないようにとお考えであれば、「定額コース」であろうと「残高スライドコース」であろうと関係がなくなるため、あえて定額コースを残す必要性はないのかもしれません。
⑤ショッピングリボ手数料が初回から発生
リボ手数料が、残高全額に対して初回から発生するという、現行制度からの改悪があります。
特典享受を目的とされる方は、この点で戦略を練る必要があります。
具体的手段としては、確定日前の繰り上げ返済です。
〆日(ex.15日)〜確定日(ex.20日PM2時)までに、JCBファイナンスデスクでTELし、次回支払額の繰り上げ返済を申し込むことです。
銀行振込が必要にはなりますが、リボ手数料を発生させずに、キャンペーン特典を享受することが可能となります。
ただし、あまり早くに繰り上げ返済をしてしまうと、確定日ギリギリに滑り込んできた請求に対応ができません。
自身の使用状況をよく見ながら、確定日までに全額の支払いを行うことがコツとなります。
制度の中身を吟味して、より有意義なカードライフを目指していきましょう!!
ピンバック: JCBの新サービス「スマリボ」で、ソラチカカードやリクルートカードプラスの年会費が割引へ!! | たかまり - TakaMari